Google Chrome 59以降でのパスワード書き出しについて
2018.09.24追記
Google Chrome 69.0.3497.100では、フラグの設定をしなくてもパスワードが書き出せることを確認した。
ウェブサイトのパスワード管理と言うと、1passwordというアプリケーションを頭に浮かべる人が多いだろう。
だが、これが本当にメリットを発揮するのはウェブブラウザを複数使っている場合だということをご存知だろうか? 普通の人は、2つ以上のブラウザで同じサイトにアクセスすることはしないのではないかと思う。つまり、このアプリケーションの存在価値は、この時点で希薄になってくる。
それにこのアプリケーション、図に乗って使用料金をサブスクリプション制にした。何を勘違いしたのかは分からないが、いつサブスクリプション制になるか分からないようなものを使う理由はない。
以上の背景から、筆者は1passwordは使っていない。ウェブブラウザは、もちろんSafariではなく、Google Chromeである。ついでに言えば、日本語入力プログラムもGoogleだ。
筆者はmacOSのパブリックベータテストに参加しているが、ブラウザと日本語入力プログラムについては参加できない。
余談が過ぎた。ところで、Google Chromeには、ウェブサイトのパスワードを読み込んだり書き出したりする機能がある。このサイトに書かれているのだが、Google Chrome 59以降だと、コレだけではその機能(ボタン)は表示されない。GoogleがChromeに(も)採用したマテリアルデザインのおかげである。
ではどうすれば良いかと言うと、手順を一つ追加すれば良い。
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以下にあるプルダウンを
Enable
にする。コレは従来通り。chrome://flags/#password-import-export
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以下にあるプルダウンを
Disable
にする。コレが追加。chrome://flags/#enable-md-settings
双方のフラグを設定したら、Chromeを再起動する。これで、Chromeの環境設定画面のマテリアルデザインが解除され、パスワードを読み込んだり書き出したりするボタンが表示される。
言うまでもないことだが、書き出しまたは読み込み作業が終わったら、2つのフラグはデフォルトに戻すこと。
以上。
参考サイト
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