外付けAPFSストレージのSpotlightインデックス再構築時の奇妙な現象
本件は、macOS High Sierra 10.13.2までに解決されている模様である。記録として残しておく。
日本時間9/26にリリースされたmacOS High Sierraだが、やはりβテストでは取りきれなかったバグがあるようだ。
ここでは、そのバグのうち、外付けストレージをAPFSにした場合、Spotlight検索で起きる奇妙な現象について述べる。(ただし、あくまで筆者所有の2台のMacで確認した限りではあるが…)
奇妙なことは、Spotlightインデックスをコマンドで再構築すると起きる。すなわち、
> mdutil -E VolumeName
を実行すると、Spotlight検索ができなくなるのだ。
念のため、検索ができなくなった外付けAPFSストレージを確認して見る。
> mdutil -s VolumeName
/Volumes/VolumeName:
Indexing enabled.
はて? enabled
になってるぞ! 首を傾げてごにょごにょやっているうちに気がついた。ひょっとして…!?
そう、正解はindexingをdisabled
にすることだった。なんと、外付けAPFSボリュームでは、Spotlightインデックスを再構築すると、内部的に(?)indexingがオフになるのだ。つまり、
> mdutil -i off VolumeName
/Volumes/VolumeName:
Indexing disabled.
することで、正常に検索できるようになる。
うーむ。やるな、Appleさん!
以上。
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