IPv6(IPoE)接続サービスでWebサイトを公開するための手順
契約しているプロバイダのDTIが最近始めたIPv6(IPoE)接続サービスに切り替えてみた。このサービスには、従来のIPv4(PPPoE)と違う制限事項がある。
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特定のポートを外部に公開できない。
例えば、Webサイトの公開のために80番ポートを開放することができない。 -
ダイナミックDNSサービスが使えない。
DNSが使えないということは、WebサイトのURLがIPアドレスがむき出しになるということだ。
本稿では、IPv6(IPoE)接続サービスで、http://ntt.setupで設定を管理するNTT製のルータ(ホームゲートウェイ)にて、Webサイトを公開するための手順を説明する。
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ポート開放の流れの確認
この部分は、こちらのサイトを参照されたい。図解入りで大変わかりやすい。 -
IPv4アドレスを控える。
上記で開いたIPv4設定ページに表示されている。 -
利用可能ポートから開放するポートを選び、番号を控える。
上記で開いたIPv4設定ページに表示されている。 -
静的NAPT設定によるポート開放。
対象プロトコルはTCP、公開対象ポートは上記で選んだ番号、宛先アドレスはプライベートネットワーク内のサーバーのアドレス、宛先ポートは80番にする。 -
WebサイトのURL構成
次のように構成する。ここで、11.22.33.44は、IPv4アドレス、9999は公開対象ポート番号のダミーである。http://11.22.33.44:9999
Apacheの設定ファイルでリッスンするポート番号を変更する手もあるが、筆者はHGWだけで完結する方法を選んだ。
以上
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