Retina Displayの威力でWindowsのフォントの見栄えが改善したという話

結論
いきなり結論だが、もし、あなたのWindows10実行環境がVMWare Fusion上で、かつRetina Displayを採用したMacだったら、あの汚い画面表示フォントとは、お別れできるかも知れない。

発端
MS Accessで作成したデータベースの、Runtime環境での動作チェックを行うため、新規仮想マシンを作った。同じWindows10 バージョンも同じなのに、新しい仮想マシンの画面表示フォントは、古い仮想マシンのそれに比べ、キレイだった。

原因
色々調べたところ、仮想マシンのディスプレイ設定項目にあるRetina ディスプレイのフル解像度を使用のチェックの有無が、フォント表示の滑らかさの違いであることが分かった。

仮想マシンのディスプレイ設定

検証
次のスクリーンショットが明確に語っている。Retinaフル解像度オフの場合も、Retinaフル解像度オンの場合も、実際に見る画面のサイズは同じである。しかし、スクリーンショットを撮ると、Retinaフル解像度オンの場合は、サイズが2倍で解像度も2倍の画像が得られる。

Retinaフル解像度オフの場合


Retinaフル解像度オンの場合

結論ふたたび
VMWare Fusionは、当たり前だが、Macアプリケーションの一つであり、Retina Displayの恩恵を受ける事ができる。加えてゲストOS側も解像度切替に対応していれば、今回のようにフォントの見栄えが改善することになる。(筆者の確認では、Windows10とmacOS Mojaveは、解像度切替に対応していた。macOS High Sierraは対応していなかった。)

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