「恋するプログラム」のMac向け読み替え その1

恋するプログラムを購入して勉強した。筆者はAmazonからKindle版を購入したが、もしこれから購入するならば、絶対こちらからPDF版を購入すべきである。この電子書籍は固定レイアウトで、PDFの方がKindleよりもずっと扱いやすいからだ。

話が脱線しかけた。恋するプログラムはWindows環境向けに書かれた本である。サンプルも当然Windows向けだ。だが、筆者が調べた限りでは、rubyを使った人工無脳の作り方が書いてあるのは、この本以外にないと思う。

筆者はMacユーザーである。門前の小僧習わぬ経を読むで、Windowsを触ることもあるが、あくまで根底はMacである。そのMacユーザーが恋するプログラムを勉強する上で、読み替えや説明が必要だったことをメモしておこうと思う。

  • CHAPTER 3-3
    この章から本格的なコーディングが開始される。筆者もこの辺りではサンプルではなく、自ら写経した。だが、写経が完璧でも、この章で作成するproto.rbはMacでは動かない。以下の修正が必要だ。

    proto.rb 1行目

    #! ruby -Ks

    #!/usr/bin/ruby

    に書き換える。(独自のrubyをインストールしている場合は、そのパスを記入)

    おまけ
    モノグサな向きは、KOISURU_PROGRAM/sample/proto/proto.rbをテキストエディタで開き、文字コードをUTF-8に、改行コードをLFに変換した上で、上記変更を加えれば動く。

  • CHAPTER 3-4
    この章で必要な変更は2ヶ所だ。

    proto.rb 1行目〜2行目

    #! ruby -Ks
    require 'unmo'

    #!/usr/bin/ruby
    require_relative 'unmo'

    に(独自のrubyをインストールしている場合は、そのパスを記入)、また、

    unmo.rb 1行目

    require 'responder'

    require_relative 'responder'

    に書き換える。

    おまけ
    モノグサな向きは、KOISURU_PROGRAM/sample/proto2/にあるファイルをテキストエディタで開き、文字コードをUTF-8に、改行コードをLFに変換した上で、上記変更を加えれば動く。

  • CHAPTER 4
    CHAPTER 4-1,2,3は、VisualuRubyによるGUIの構築(KOISURU_PROGRAM/sample/gui)なので読み飛ばした。4-4については読むだけは読んだ。

  • CHAPTER 5-1
    これ以降、GUIの代わりにCHAPTER 3で作ったproto.rbを(拡張しながら)使うようにする。写経はそろそろ面倒になってきたので、サンプル(KOISURU_PROGRAM/sample/dictionary)に以下の変更を行った。念のため言っておくが動かしただけではない。ちゃんとコードも勉強した。

    1. GUIで使われるbmpsフォルダ、noby.rbおよびnobycanvas.rbは破棄する。
    2. dicsフォルダにあるrandom.txtをテキストエディタで開き、文字コードをUTF-8に、改行コードをLFに変換する。
    3. responder.rbは文字コードと改行コード、unmo.rbは改行コードを変換する。さらにunmo.rbは以下の変更を行う。

      unmo.rb 1行目

      require 'responder'

      require_relative 'responder'

      に書き換える。

    4. 上のCHAPTER 3-2での読み替えで作成したproto.rbをコピーしておく。
  • CHAPTER 5-4
    サンプル(KOISURU_PROGRAM/sample/dictionary2)に以下の変更を行った。

    1. GUIで使われるbmpsフォルダ、noby.rbおよびnobycanvas.rbは破棄する。
    2. dicsフォルダにある2つの辞書をテキストエディタで開き、文字コードをUTF-8に、改行コードをLFに変換する。
    3. responder.rbは文字コードと改行コード、dictionary.rbunmo.rbは改行コードを変換する。さらにunmo.rbは以下の変更を行う。

      unmo.rb 1行目

      require 'responder'
      require 'dictionary'

      require_relative 'responder'
      require_relative 'dictionary'

      に書き換える。

    4. 上のCHAPTER 3-2での読み替えで作成したproto.rbをコピーしておく。

とりあえずここまで。その2に続く。

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