Dockのアイコンに表示される最近使った項目のリセット方法(El Capitan以降)

何を今更な話ではあるのだが、筆者としては最近発見したことだし、ググっても例が見つけられなかったので書く。

何を書くかというと、Dockのアプリケーションアイコンを長押しすると表示される、最近使った項目のリセット方法(El Capitan以降)である。

筆者がググった限りでは、リセットする方法というのは、Yosemiteまでしか通用しない方法だったし、他には、そもそもDockに表示させない方法だった。

実は筆者も最近まで、Dockのアプリケーションアイコンに最近使った項目が表示されるのを嫌っていた。理由はただ一つ、削除した項目も残ってしまうからだ。

だが、必要に応じてリセットできるならば、最近使った項目がDockから選べるメリットは大きい。(ライブアップデートならもっと良い)

さて、少しおさらいすると、Yosemiteまでは、Dockに表示される項目を管理するファイルは、以下の場所に置かれていた。

ホームディレクトリ > ライブラリ > Preferences

xxxx.LSSharedFileList.plist(xxxxはバンドルアイデンティファイヤと呼ばれるアプリケーション名を特定するための文字列)というファイルがそれである。だが、El Capitan以降、その場所が変わっている。

El Capitan以降では、以下の場所である。

ホームディレクトリ > ライブラリ > Application Support > com.apple.sharedfilelist > com.apple.LSSharedFileList.ApplicationRecentDocuments

筆者は、これをLSSharedFileListという語句でライブラリを検索して見つけた。

ファイルの在処が分かれば後は簡単である。リセットしたいアプリケーション名を含むxxxx.LSSharedFileList.plistを削除し、Dockを再起動するだけである。ちなみにDockの再起動は、ターミナル.appで以下を実行するか、ログアウト/ログインするかのいずれかだけで良い。

killall Dock

以上。

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