macOSをVirtualBoxの仮想マシンにインストールするスクリプトの紹介

今年もWWDCが開かれ、新しいmacOSのベータ版が公開された。無論、筆者は、人柱になるつもりはないから、仮想環境にインストールすることにした。
ここで話はやや脱線するが、仮想環境の構築に、愛用のVMWare Fusionを使おうとしたところ、仮想環境が再起動した段階で、インストールが進まなくなる問題に遭遇した。VMWareサポートは、非対応だからと釣れない返事だった。
VirtualBoxが登場するのは、そういった経緯による。

さて、VirtualBoxを用いてmacOSの仮想環境を拵えるには、ISOディスクイメージにした、インストールディスクを用意する必要があるらしい。どうやるんだろうとググりまくっていたら、偉い人はいるもので、こんなスクリプトを公開してくれていた。おかげで仮想環境の構築自体は、すんなり行った。

なお、上記スクリプトでは、仮想環境の名前、仮想環境の場所、仮想HDDサイズ、などを環境変数として与えることで、仮想環境のカスタマイズができると説明されている。
筆者は7つある変数のすべてを試したわけではないが、仮想環境の場所、つまりファイルの保存場所は、うまくカスタマイズできなかった。名前とHDDサイズは、カスタマイズできたので、やり方がおかしいとは思えないのだが…。
まぁ。場所のカスタマイズに注意がいることぐらいが、このスクリプトを使う上での注意点と言えようか?

念の為、使い方をおさらいしておく。

  1. スクリプトのクローン作成

    cd ~/Desktop
    git clone https://github.com/AlexanderWillner/runMacOSinVirtualBox.git
    cd runMacOSinVirtualBox
  2. スクリプト実行

    make all

    途中、管理者パスワードが要求されるので入力。リカバリ画面になったら、macOSをインストール。OSが起動して、もう一度リカバリ画面になったら、ターミナルに戻ってリターンキーを押す。

以上。

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