Time Machineの複数のバックアップを削除するスクリプトの紹介
2021.03.16追記:本稿で紹介するスクリプトは、macOS Big Surでは動作しない。
Time Machineを長く使っていると、バックアップが巨大化する。際限ないディスクスペースがあるなら良いが、個人用途ではレアケースだろう。
したがって、ディスクスペースを稼ぐために、古いバックアップを削除したいというニーズが発生するが、OSレベルで提供されているのは、一度に一個のバックアップ削除だけである。
筆者も、これまで何度か手動で古いバックアップを削除してきた。しかし、この度複数のTime Machineバックアップを削除する作業を自動化するスクリプトを見つけた。
スクリプトは、2013年に書かれたもののようだが、最新のOSであるCatalinaでも正常に動作するので、本ブログにて紹介することにする。
スクリプトは、こちらのブログエントリの下の方にある。ダウンロードボタンなどはないようなので、適当なテキストエディタにスクリプトをコピペし、time_machine_prune.php
という名前で保存して、実行権を付与する。なお、CotEditorなら、保存時に実行権を付与できて便利である。
大もとのブログには、背景や使い方の説明がスクリーンショットとともに載っている(Google翻訳を使って確認した)が、ここでは、簡単に使い方を紹介するにとどめておく。
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システム環境設定のTime Machineパネルで、自動バックアップをオフにする。
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ターミナルで、スクリプトを保存した場所に移動する。(cf. cd Desktop)
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管理者権限で、スクリプトを実行する。
sudo ./time_machine_prune.php
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いつまでのバックアップを削除するか問われるので、YYYY-MM-DDのフォーマットで入力する。
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範囲で見つかったバックアップがリストされるので確認する。
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削除して良ければ、Yesを入力する。
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じっと待つ。スクリプトが終了したら、ターミナルは入力待ちになる。
以上。
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