ユニバーサル・クリップボードの履歴を斬る

[主題]
ユニバーサル・クリップボードの履歴削除方法を説明したい。

[背景]
筆者が使っているMacBook Airは、購入時のオプションで、内蔵ストレージを1TBにしている。これが、ふと気が付くと、残り300GBを切っていた。それほど多くのファイルを持っているつもりはないのになぜだろう?と思って、OSのストレージレポートを見ると、システムデータと表示された領域が310GB以上(証拠写真は撮り忘れた)もあった。書類やアプリに分類されている領域よりも多かった。紆余曲折の結果、ユニバーサル・クリップボードなるものの履歴(?)が233GBもあり、これが、システムデータ領域を押し上げている事が分かった。本稿では、これを削除する方法を説明する。

[環境]
参考までに、筆者の環境を記載しておく
MacBook Air 2023 15.3inch(Apple Silicon Mac, M2)
macOS Tahoe 26.2
Xcode 26.2
CommandLine Tools for Xcode 26.2.0.0.1

[彷徨の履歴]
結論を書く前に、結論に至るまでの彷徨(?)の履歴を、かいつまんで記録しておく。

OSのストレージレポートにあるシステムデータとは何かを調べると、同じような悩みを抱えている人々は居るらしく、実にさまざまな見解が述べられている。
その中で筆者は、まず、Time Machineによるローカルスナップショットではないかと言う説に魅力を感じた。それは、次のワンライナーによって削除できるらしいので、早速試した。

for d in $(tmutil listlocalsnapshotdates | grep "-"); do sudo tmutil deletelocalsnapshots $d; done

その結果、システムデータは140GB程度まで減った。だがそれは一時的(?)なもので、Time Machineでバックアップをとったら、元に戻ってしまった。
調査の結果、ローカルスナップショットは、現行OSでは、Time Machineバックアップと同期して作られるようになっているらしい。すなわち、バックアップ対象に犯人が隠れている場合、それのコピーもまたスナップショットされるのだ。さらには、大昔、スナップショット作成を止めるコマンドがあったが、現在は存在しない。

次に採用した説は、ユーザー領域のライブラリフォルダである。件の記事では、Daisy Diskと言う有料ソフトを使うと良いとされているが、1,500円もするものを、おいそれとは導入できない。そこで、Qiitaに投稿されている 古い記事を試す事にした。コマンドを再掲する。

shopt -s dotglob
sudo du -sh ~/Library/* | sort -h

記事にもある通り、1行目のshopt -s dotglobは、1回だけ実行する。階層は1階層だけなので、順次階層を深めて行くことになる。

[結論]
コマンドを数回叩いて階層を深めた結果、以下のフォルダが犯人である事が分かった。後は、Finderなり、ターミナルでcdするなりして、中身を削除すれば良い。

223G	/Users/roushi/Library/Group Containers/group.com.apple.coreservices.useractivityd/shared-pasteboard/archives

[補足]
犯人は何者かは、この記事を辿れば分かる。ユニバーサル・クリップボードというのが、この巨大なデータを作成する。これは好みだが、筆者は必要性を感じなかったので、再び、こんな馬鹿げた機能が作動しないように、動作要件であるHandOffの許可チェックボックスをオフにした。

参考サイト

以上。

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